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誕生する子どもに居場所を贈る町

『君の椅子』プロジェクトをご存知ですか?
これは、旭川大学大学院の教授で、元北海道副知事の磯田憲一さんとその学生さんたちのアイデアから生まれたプロジェクトです。

「誕生する子どもを迎える喜びを、地域の人々で分かち合いたい」。
「ようこそ。君の居場所はここにあるよ」。
『君の椅子』は、地域の人々が生まれてくる子ども達に、”居場所(椅子)”を贈り、地域全体で子どもの成長を温かく見守っていこうという取組です。
子どもが被害者なる悲しい事件が連発する社会に、非常に強いメッセージを発信する取組として、大変興味深いですね。

実際にこのプロジェクトに賛同し、町で生まれる子ども全員に椅子を贈ることになった東川町では、100日検診の日に椅子が手渡されるそうです。

この椅子は、NHKの「プロフェッショナル」にも取り上げられた建築家・中村好文氏(東京在住)、世界に誇る「旭川家具」の技術を受け継ぐ大門巌さん、そして豊かな大地が育んだ北海道産の木材が組み合わされてできた、価値ある逸品でもあります。
現在のデザインは今年限りのものとなり、来年、再来年と1年ごとにデザインが変わるそうです。面白い仕組みだと思います。

現在は、地域のコミュニティグループ(市町村、町内会、地域グループなど)にしか手に入らないということですが、全道・全国の幅広い方々にも是非注目していただきたい話題です。

私の友人がつぶやきました。「子ども生むなら東川町に移り住んで生みたいわ。」
確かに、お母さんにとっても心のベースキャンプになるかもしれませんね。

旭川大学『君の椅子』プロジェクト
北海道東川町