英国からやってきたフットパス
「フットパス(foot path)」をご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、北海道内でもその取組が広がっています。
これはいったいどんな取組なのか。字のごとく「歩く道」なのであるが、15~19世紀にかけて、イギリスでは、小作地や村の共有地を回収または買収して囲んだ牧羊地を舞台に、市民運動によってこれからの領地を自由に移動できる権利を勝ち取ったそうで、パブリックフットパス(Public Footpath)と呼ばれているそうです。
北海道東部に位置する根室市厚床(あっとこ)~別当賀(べっとうが)で取り組まれている根室フットパスは、ただただ歩くというスタイルではなく、5軒の若手牧場経営者の方々が、壮大な遊び心を持って挑んでいます。
その名もAB-MOBIT。
ホームページからの引用ですが、「農村と牧場には、素晴らしい景観や安らぎの空間があります。これを街の方々と分かち合い、共通の財産として育みたい。 そして牧場体験や牧場の散策、牛とのふれあいを通じて、農業に対する理解と支援を受けたい。 こんな事を考えている根室市の酪農家5名が集まった会が酪農家集団「AB-MOBIT」です。 」(厚床(A)~別当賀(B)の村島さん(M)、小笠原さん(O)、馬場さん(B)、伊藤さん(I)、富岡さん(T))
この言葉の通り、明郷・伊藤牧場の伊藤さんは、初めての人でも温かく迎えてくれます。
歩く環境も、牧場の中はもとより、昔の国鉄や鉄馬車の跡、海岸、草原と変化に富んでいるほか、5つの農家が宿泊や休憩、食事などを手作りで提供するという、北海道の素の姿を垣間見れるものとなっています。(下の写真はAB-MOBITのホームページから借用)
最近では、新聞社はじめ、旅行会社、雑誌などにも取り上げられ、訪れる方も多くなったそうで、JRやバス会社との連携により、途中での切り上げも可能だそうです。
田舎暮らしに徹底的に憧れる方々なら、一度は訪れておきたいところです。