リバースモーゲージによる生活資金確保
リバースモーゲージとは、高齢者が自分の持ち家に住みながら、自宅を担保に年金形式でおカネを借り入れ、死亡後にその住宅を売却して、借入金と利息を清算する融資のことを言います。
一般的には「逆抵当融資」や「住宅担保年金」と和訳されています。
融資期間中は、元金返済および利息支払は不要であり、融資期間の終了時(高齢者の死亡時など)に担保不動産の売却や、他の金融資産により元金・利息が一括返済されます。
一部の金融機関でも扱っていますが、自宅の担保評価額が5000万円以上などと、この融資を受けられる条件は非常に厳しく、あまり活用例がないのが実態です。
一方、自治体の社会福祉協議会では「長期生活資金支援制度」を運営しています。
この制度は、年齢が65歳以上で、住民税が非課税程度の低所得者が利用できます。条件の一部を挙げると、
〈1〉自宅は土地付き一戸建て
〈2〉土地の評価額が、おおむね1000万円以上
〈3〉相続人による連帯保証人が必要
などです。
借入限度額は、借り入れと利息の合計が土地評価額の70%に達するまでで、毎月30万円が上限となっています。金利は現在、年1・65%ですが、毎年改定されます。上限は3%です。
長生きをしたり、金利が上昇したりすると、借り入れ限度額に達してしまう恐れが出てくるので、社会福祉協議会と相談して、「毎月いくらずつ、何年間融資を受けられるのか」を正確に試算してもらい、借り入れ計画を事前に立てるようにしましょう。
詳しくは、それぞれの地域の社会福祉協議会まで。