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恐るべし!広島県安芸高田市川根地区(その1)

今までに見たことのないような、田舎を舞台とした感動の記事を発見しました。
岩手日報「とことん住民力」の特集がそれ。田舎暮らしを追及する方々には必見です。

以下、記事の要約です。

①地区に1軒だけの商店 全世帯出資で存続【2006.6.1】

山肌が壁のように迫り、車1台がようやく通れる道を抜ける。瓦屋根と水田が織りなす美しい風景が広がった。
広島県安芸高田市川根地区、江(ごう)の川水系に沿った中山間地だ。
地区の中心部に、唯一の商店「万屋(よろずや)」とガソリンスタンド「油屋」がある。主にお年寄りが訪れ、食材から雑貨まで購入する。

油屋

6年前、農協は合理化で、店舗の廃止を決めた。車があれば、40分かけて都市部に買い物に行けばいい。だが、ここに頼っていたお年寄りは困り果て、住民の約半分が65歳以上の「限界集落」という事情もあり、地域は揺れた。

川根振興協議会(住民の組織)会長の辻駒健二さん(61)は、廃止が決まった店舗を地域で譲り受けることで、店を存続させる可能性はあるとみて、すぐに地域で話し合った。
全260世帯が1000円ずつ出資し、地域での店舗運営を提案。
住民からは否定的な声が上がったが、会長は「元気な者も今は良くても、いずれ年寄りになる。高齢者を支えていく地域づくりをしようや」と訴え、全世帯が出資し、店は残った。

協議会には長い歴史があるそうで、発足したのは約30年前の1972年、豪雨による水害で大きな被害を受け、若者は過酷な自然環境に見切りを付けて出て行き、過疎化も進んだのだそうです。
住民が始めた自治組織には、やがて全世帯が加入し、宿泊研修施設の運営から、ユズの加工といった地域振興、福祉サービスに使う「一人一日一円福祉募金」まで、住民が提案した施策で、住民自身が運営する地域づくりに取り組んでいるそうです。

目からうろこの組織文化。
田舎の偉大な挑戦、田舎暮らしを希望される方々も住民として参戦する時代はすぐそこまで来ています。