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鉄路・道路両用の世界初の車両が試験運行(JR北海道)

JR北海道は、線路と道路を走行する新型車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」を来年4月から試験的に営業運行すると発表しました。(2006年8月9日)

DMV
写真:北海道新聞

JR釧網線の浜小清水駅(網走管内小清水町)―藻琴駅(網走市)間をつなぐ線路と道路の両方を、1年間かけて走行し、2008年以降の本格運転に備えます。
※網走国定公園「小清水原生花園」やラムサール条約登録湿地「涛沸湖」を回るコースで、世界遺産・知床にも近い。
 
計画では、観光客を対象に土曜、日曜日と祝日に、涛沸湖と藻琴湖の周囲を循環。線路で11キロ、道路で21キロの計32キロ区間を45―50分かけて走行するそうです。
今回は、「試験的営業運行」と位置づけ、当面一年間は同区間の運行を続けながら安全性を確認し、過疎地のローカル路線への本格導入を目指すということ。
DMVには、過疎地路線での低コスト運行、観光路線の渋滞回避、乗り換えがなく肢体不自由者に優しい――などの長所があり、疲弊する全国の交通過疎地域からも脚光を浴びているようです。

【北海道以外で検討中の地域】
静岡県富士市(富士駅~新富士駅間及び岳南鉄道)
・DMV登場後いち早く導入の意向を示し、テスト走行を富士市内で行うことを要望している。
宮崎県高千穂町ほか(神話高千穂トロッコ鉄道)
・経営を断念した高千穂鉄道の線路にDMVを走らせ、鉄橋流出区間は一般道を通る計画を立てている。
千葉県(小湊鐵道・いすみ鉄道)
岐阜県岐阜市
兵庫県三木市(三木鉄道)
島根県大社町