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札幌「シェフズテーブル」、湯布院「風の食卓」

札幌の料理人として自らが北海道で料理を作ることの意味を学び続ける「料理人学会」
札幌を中心に、北海道の各ホテルや町場のレストラン等のシェフ、サービス、ソムリエ、パティシエ、ブーランジェ(パン)たちが和洋中の領域や担当分野の垣根を超えて集まり、「食における北海道の魅力アップ」を、料理に係わるプロの技術者の分野から追求していこうというもので、100名を超える会員がいるそうです。

この「料理人学会」が、去る2006年6月29日、30日に北海道の食をデザインし、ランチ&ディナーの場でその料理を提供する特設レストラン「シェフズテーブルイン札幌2006」を、北海道の音楽の殿堂・札幌コンサートホール「Kitara」(札幌中島公園内)前の屋外で開催しました。

▽テーマディレクター:斎藤壽(料理ジャーナリスト、「料理通信」代表取締役・編集顧問、ザ・ウィンザーホテル洞爺顧問)
▽ゲストシェフ:音羽和紀さん(宇都宮「オーベルジュ・デ・マロニエ」オーナーシェフなど)▽札幌シェフチーム:中道博さん(モリエールオーナーシェフ、ラパンフーズグループ代表)、鈴木俊之さん(プレヴェールシェフ)、料理人学会会員シェフなど
▽料理人学会事務局:(株)C.S.P.T地域計画機構

世話人の」中道博さん(モリエールグランシェフ)」は、記者会見で、「札幌の料理人自らが北海道で料理を作ることの意味を学びつづける」と力強く語ったということです。

大分・湯布院でも、この料理人学会の設立に立ち会った中谷健太郎さん(湯布院・亀の井別荘総支配人)が、中道さんなどに呼びかけ「湯布院・風の食卓」を開催しています。
中谷健太郎日記によれば、この取組は、次のように紹介されています。
「風吹く中に据える食卓」「風を満たした食材を食う」「風に乗って、料理人がやってきた」「畑発・厨房経由・食卓満開」・・・。説明するほど判らなくなる私の語法です。強いて言えば、「ご当地料理をぶっ飛ばせ」、「食べ物が生活・環境を救う」フォーラム。

食材と料理、そして文化的な土壌、これらは切っても切り離せない関係にあります。
とかく新鮮な食材を何の手も加えずにお客様に出す習慣が闊歩する北海道ですが、そろそろそのような自然の恵みに“あぐら”をかくようなことをやめ、「食べる」ということを根本から見直した上質な「食」のあり方を真剣に考える時がやってきているようです。