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農業・酪農王国「十勝(とかち)」の底力

北海道の穀倉地帯、日本の食料基地、農業・酪農王国「十勝(とかち)」。
「十勝」は、広大な十勝平野でつながる地域の呼び名ですが、帯広市を中心に、複数の町で構成されます。
この「十勝」をフィールドに、十勝らしい場所の力を引き出す素晴らしい取組がありますのでご紹介します。

「北の屋台」日本で3番目に広い面積を持つ十勝平野に位置する十勝地方の中心都市・帯広(人口約175,000人)で、活気を失いつつあった中心市街地に、2001年、屋台村「北の屋台」がオープンしました。
この屋台は、福岡の屋台などとは違い、全く屋台文化のない帯広ですが、十勝や帯広のまちづくりを真剣に考える「北の起業広場協同組合」が、多くの協力者を巻き込みながら、中心市街地の細長い駐車場に開設しました。
“寒い北海道で屋台”、それも十勝の食材をふんだんに使う“地産池消の屋台”ということで、オープンとともに、新聞や旅行雑誌に取り上げられ、国などの行政機関からの賞も多数受賞するなど、全国的な注目とともに、年間16万人が訪れる観光のメッカになっています。
この屋台づくりの中核を担う「北の起業広場協同組合」専務理事・坂本和昭さんは、国土交通省から “観光カリスマ”にも選ばれています。

「オーベルジュ・コムニ」
新田牧場の豊かな自然の中にあるファームリゾート。そこにレストラン・リゾートホテル「オーベルジュ・コムニ」があります。スコットランドやノルマンディーの草原にたとえられる“草原のモダンリビング”は、槲の大木がたくさん残る印象的な風景です。
40万坪の敷地に10部屋しかない宿泊棟や極上の素材を楽しむレストランでは、時間と空間・アメニティの贅沢を様々な形で実現するメニューがあります。
全館を貸切り、2人だけの週末を楽しむこともできるそうです。
是非、訪れてみたいですね。

「スノーフィールドカフェ」
「旬」という言葉はふつう食べものに使う言葉ですが、「field cafe」は、場所にも「旬」があるという発想で、仮設の建物に季節に応じてオープンされる、知る人ぞ知るcafeです。
「旬」を迎えた場所で、大切な仲間と共にゆっくりと食を楽しむ。十勝の特別な「場所」と「時間」そのときにしか楽しむことができない豊かさを実現するのが「field cafe」。
field cafe には決まった住所はありません。夏と冬の決まった時期に、そのときだけ場所をお借りして仮設の建物を作るのだそうです。仮設といってもその建物は著名な建築家・石山修氏により基本設計されたものですので、上質な空間となっています。