これも木育、あれも木育(その1)
「子どもの成長とともに、大事にされてきた机の天板を記念品にできないか」。
教職員や町役場でも話が広がっているのは、町が地元の全6小学校にスギを使った勉強机を提供し、6年間使った机の天板(台の部分)を「卒業証書」に利用しようという試みです。
熊本県小国町、ここでは、身長に合わせながら「マイデスク」として使うことができる高さを自由に調節できる学習机を地元の木材加工の第3セクター「悠木産業」が製作しています。
6年間を過ごす児童たちにとってみれば、思い出がいっぱいしみ込んだ勉強机は、個人の差こそあれ、どれもかなり使い込まれ、児童たちの愛着も人一倍あるに違いありません。
子ども達の思い出づくりと地元産業の活性化を実現するこの取組、約80%が森林地帯でそのほとんどがスギで占められている小国町ならではのアイデアと言えるでしょう。
町の役場の方も「机の天板は簡単に取り換えられる。卒業時、大切な思い出になるものにしてあげられれば」と話しているそうです。
しかし、実際に実行されているかは不明です。実現されていれば素晴らしいのですが・・・。
これからの地方の地域づくりは、都市に流出する子ども達に、将来“鮭”のように故郷に帰っりたくなるDNAを植え付け、愛情を持って送り出すことが必要です。
そのための木、そのための思い出、そのための学び舎は、とてもとても大切な『木育』のよりどころだと思います。
そんな取組がこの北海道でも取り組まれることを期待しましょう。