君の椅子(きみのいす)2007
「誕生する子どもを迎える喜びを、地域の人々で分かち合いたい」。
旭川大学大学院ゼミ生のこのような思いから立ちあがったこのプロジェクトは、今年、2年目を迎えます。
地域の人々が、生まれてくる子ども達に道産材の“椅子”を贈るこのプロジェクトは、昨年、この取組に共感いただいた東川町及び『君の椅子』ひがしかわ実行委員会のご尽力により、51組の出生家族にこの椅子が手渡され、51人の赤ちゃんが、新たに町民の仲間入りをしました。
将来子供たちが成長し、故郷を大切にする気持ちが、新たな命を生み、育む輪となって広がっていくことでしょう。
今年は新たに、これまで「絵本の里づくり」を進めてきた剣淵町も加わりました。
さらに、全道・全国の幅広い方々にもご賛同、ご参加いただき、子ども達を温かく見守るネットワークが広がることを期待したいですね。
★君の椅子2007の制作概要
<デザイナー>
家具・プロダクトデザイナーの伊藤千織氏(札幌市在住)
<制作工房>
木工作家の宮地鎮雄氏(東川町在住)
『ちいさなおとなたちのために』
小さくても、子どもは立派なひとりの人間。安全に配慮しながらも、大人の椅子を作るのと同じ気持ちでデザインしました。
食べたり、遊んだり、テレビを見たり…毎日の生活になじむようシンプルなかたちにまとめました。
<椅子の特徴>
積層材を用いた前脚〜肘掛けのカーブ。
子どもの体を安定させ、自分で持って室内を移動する持ち手にもなります。
すっきりとした後ろ姿も特徴です。
<材質>
北海道産のクルミ材を使用
<刻印>
椅子には名前、生年月日、プロジェクトロゴ、一連ナンバーを座面裏に刻印