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PAY IT FORWARDの世界

映画「PAY IT FORWARD」を見たことありますか?
私は数年前に見ましたが、世の中が変わるというのはこういうことか、と感動しました。

これからは、人の力とマネージメントの時代です。
先日、北海道長沼町でまおい・グリーンツーリズムを取材してきましたが、この取組はまさに将来に向けた人材投資育成機関といえるでしょう。

今回お世話になった長沼町グリーンツーリズム運営協議会事務局の方々、そして農業者であり会長を務める駒谷会長(農事組合法人駒谷農場)にお話を伺いました。
長沼町では、現在修学旅行生を年間約1,000人受け入ているそうで、町全体の農家民泊のキャパシティも約1,000人の宿泊が可能ということです。

多感な中高校生は、ほんの数日間をここで過ごし、それぞれの農家に宿泊しながら、ふつうの農家の暮らしを肌で感じ、帰る時には涙を流して別れを惜しむそうです。
子ども達は、複雑な家庭事情の中での苦悩や、いまどきの友人関係など、いろいろなことを打ち明けてくるそうで、ホストの農家夫婦や仲間に話を聞いてもらえると、元気をもらっていい顔つきになるそうです。

田舎での、飾らない非日常的体験ゆえになしうる世直しの一歩なのでしょう。

私は、確信しました。
きっとその子達は、10年後、20年後・・・・退職後、その恩を返しに、この町にカムバックしてくるだろうな、と。
そして、この子達こそが田舎の力強い心の応援団になります。

こういう潜在する人材を力にするための受け皿づくりこそが、今の北海道に一番欠けていることだと思います。
思いを持った人たちが、北海道の田舎暮らしを目指して来ていただけるのが楽しみです。