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北海道酪農生産者ネットワークという組織

まだ世間には公表されていないけれど、かなり興味深い組織が生まれそうです。

酪農の世界は、常識を覆す出来事の連続です。
原油、飼料、その他資材費や運送コストの高騰は、生産費を平成18年比で約2~3割の上昇となっています。
酪農家が窮状を訴えるのももっともな状況ですね。
元凶は、牛乳の値上げに難色を示すスーパー、量販店、コンビニ各社のほか、かなりの利益をたたき出している乳業メーカーにありそうです。

明治乳業はこの酪農不況の最中に「純利益92億」という数字や明治製菓との合併をプレス発表するありさま。
いくら調達の効率化とはいえ、生産者あっての乳業ですから、もう少し配慮してもいいのではないでしょうか。

北海道酪農生産者ネットワーク、この組織は、全道各地の大規模酪農法人が結束する組織らしいです。
生産者はこれまで、牛乳の買い取り価格の交渉には直接的に声を上げられないピラミッド構造の組織下にあったようです。
生産者が制約を受けず、自分たちが知りたいことを聞き、行うべき主張を行う受け皿がなかった!というのだから不思議です。
こういう封じ込められてきたストレスはもう止まらないのでしょう。

また、北海道における生乳生産は、主力が年産1000トン以上のメガファームと言われています。その多くが農業生産法人らしいです。
ネットワークには、これらの主要法人がかなり集まるらしく、どこまで賛同の輪が広がることかというのが、多くの参加者の関心となっています。

それと、これだけの大きな乳量を背景に、予期しない人材や情報の滞留も期待され、ビジネスチャンスにつながる可能性もあります。
もしかすると、常識を覆す出来事が起こるかもしれませんね。

痛みを進んで共有していない企業・団体の皆様、あんまりのんびり保身に走っていると痛い代償を払うことになるかも知れませんよ。