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2008年02月19日

北海道から農業がなくなる日

農業は、現在のところ押しも押されもせぬ北海道の基幹です。
しかし、その実態は、残念ながら多くの都市住民が思うほど持続できる産業ではありません。
非常に構造的で、後戻りできない歴史の中で、大きな誤りが正当化されてきている、そしてこれからもその流れが続くことを認識しなければなりません。

農業がどのような破綻の道筋を描いているのか、それは皆さんも容易に確認できる内容だと思います。
仮に私の認識の甘さへの批判があったとしても、それは恐らく楽観視をし過ぎ!というご批判でしょう。

消費者が農産物に支払うお金は上がらない
野菜や米、穀物は大量流通の競争の中で安く買い叩かれ、単価上昇すなわち農家の収益向上にはつながる見込みがありません。また家庭では、余暇に費やすお金が伸びても家計の中で真っ先に削るのが食費ですよね。これがどれほどの農家へのボディブローになっているか、想像できる人はいらっしゃらないでしょう。

農家は補助金や借金の呪縛から逃れられない
連日新聞をにぎわせている自民党と民主党の農家支援争いは、政策上の補助金漬けをいかに手厚く続けるか、という票集めのための「ばらまき治療」。決して農家の収益力を改善する取り組みではありません。農家は、農協の組合勘定制度という仕組みによって借金漬けになっているのが一般的で、その引き換えに生活が辛うじて補償されています。ですから、最近、農協を離れ、リスクを犯しながら自らの自立した経営を目指そうとする農業法人が増加しています。一歩間違えれば屍になりかねない大きな賭けになることは言うまでもありません。

生産物の利権は、常に上流に吸い上げられる
農業を巡る利権構造は、実は肥大化してしまった農協五連と言われる中央集権組織への上納金構造やホクレンという大量販売権を任された商社機能にあります。農家は高い手数料をとられ、生産物の価格決定権さえも握られた、手の下しようのない状態にあります。
また、企業が農業を応援しようと農業関連ビジネスに力を入れれば入れるほど、やはり原材料調達は安さへの力学が働き、結局、原材料生産農家の首は一層締まるという悪循環に陥ります。

地理的に不利な農村地域の悪循環
こういう農家経営の環境のもと、地理的に不便な地域では、高齢化、少子化に加え、農家に夢を抱けない若者の人口流出という社会減をいやおうなしに促し、いわゆる限界集落への道をまっしぐらに突き進んでいきます。営農どころか、除雪や葬式、買い物さえも危ぶまれるのが実態です。集落機能の減退は、かなりのスピードで進まざるをえない状況です。

このように、農業破綻への悪循環はかなり現実味を持っています。
まさに、デス・スパイラル(死の循環)そのものです。

生産物から生み出されるお金の限界
⇒ 生み出されたお金の上納構造と農業者の呪縛
⇒ 投入される農業ビジネス化資金による農家損失幅の拡大
⇒ 集落の相乗的な機能減退、担い手離れ
⇒ 農村への注目度の低下、あきらめ感
⇒ 農業そのものの沈没

では再生のシナリオはないのか?必ずしもそうではありませんが、時間がかかりますし、誰がこのような意志を持つか、がとても重要な局面にあります。
残されたシナリオは非常に限られているのは確かです。

シナリオ1
農家がどれだけ上流もしくは周辺ビジネスの仕事領域を吸収し、企業化できるか、ということに絞られてきます。
これは農業生産そのものをいじるということではなく、既存の農業生産法人もしくは農業者間の事業組織(LLP等)を活用し、周辺ビジネスを含む企業リソースを強引に拡大していくというストーリーです。
直販、共同リース、店舗運営、加工販売、人材育成・確保、修学旅行受入、再生エネルギー販売・活用等・・・・・

シナリオ2
現在の農業には、農地法を外資等の圧力からの農地保全の防御を維持しながら、農地が生み出す生産物の投資価値を高める、という一見矛盾する戦略コントロールが必要です。
生み出される生産物を持続的かつ安定的に評価し、個人から法人まで幅広い方々が出資できる、ローリスク、ローリターン型の貯金・金融商品の開発が期待されます。
残念ながら、国内の農業ファンドは数例しか見られません。
農家の借金呪縛を解き、補助金に変わる資金調達元を確保することが望まれています。

皆さんは自分達の将来の食糧に対し、危機感を感じることができますか?

2007年10月28日

「創健社」をご紹介!

食品偽装や表示偽装といった話題が多い昨今ですが、消費者の信頼の中で地味地に商売されている企業があります。

創健社

ホームページを見てみると、他の商売っ気の強いサイトとは異なり、科学的根拠を重視するしっかりとした商品情報が目に入ります。
また、創健社は、地域の伝統ある食品製造業と連携して食品づくりをしているようです。

現在の有機JASや特別栽培とても毎年の土壌分析や作物・食品の残留農薬分析、成分分析までは義務付けていません。

宗教的にオーガニックを崇拝するのではなく、オーガニックよりは農薬・化学肥料レベルが落ちるにしても、きちんとした方法のもと、土壌・農薬・施肥・残留等の数値データを公開している生産者・食品製造者こそが信頼に値すると思います。

しかし、一方でここまで徹底するには、農家や食品製造・販売者の費用負担が重くのしかかります。
さて、この費用は、どうしましょうか?
消費者の皆さんで負担できるような仕組みがなければ、実現しませんね~。

以前にご紹介したCSA(地域に支えられた農業)を本格的に検討する時がきています。
CSA(地域に支えられた農業)

創健社では、イタリア有機農業の父と言われるジーノ・ジロロモーニの古代小麦を使ったオーガニック・スパゲッティの取り扱いもあります。是非一度サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。
創健社

2007年10月06日

CSA(地域に支えられた農業)

北海道の農業はもとより、あらゆる産業の下敷きにしなければならない考え方をご紹介します。

今、欧米世界でも注目されているCommunity Supported Agriculture(地域に支えられた農業) は、日本で30年前に始まった生産者と消費者の「産消提携」にルーツがあると言われています。

CSAは欧州、そして米国に広がり、アメリカとカナダでは1,000カ所以上のCSAが100,000以上の家族に食べ物を提供しているという。

とはいえCSAは全体からみるとかなりの少数派。
大多数の人は自分が食べている物がどこで生産されたものか知らない、というのが実態です。

実際、アメリカ人が食べている食料の90%は国外から輸入され、食卓にたどり着くまでに平均1,300マイル(約2,100キロメートル)も運送されているといいます。

食糧輸入国の日本も同様ですね。

自分が食べる物がどこからきたのか、どうやって作られたのか、知りたいと思う消費者は増えています。これがCSAや小規模農家に新しい販売ルートを開拓するチャンスとなっています。

まさに、環境の時代に、持続可能なシステムの生産者を指示する仕組みといえます。

CSAにはいろんな仕組みがあるようですが、
一般的に消費者は会費などの形で一定額を前払いし、豊作・不作などのリスクを生産者と分担するというのが一般的なようです。
農作業や配布の作業を分担することも多く、収穫の「恵み」を分かち合うことが重要視されています。

新鮮な高品質の食べ物を一般の小売り価格より安く入手するだけでなく、大地とのつながり、自然への親しみや貢献価値など食費以上の価値を得ることができる。

アメリカでは、農場は平均35エーカーと小規模のところが多く、会員は数十人の所から百人を越える所まで大小さまざまなようです。

CSAの最大の成果は農業と食べ物をその地域に取り戻すこと。 それぞれの地域に適した形にCSAの仕組みを築き上げたら、それは地域全体にとって大きなプラスになるでしょう。


日本有機農業研究会に、1978年に発表されている「生産者と消費者の提携」をご紹介します。

「生産者と消費者の提携」とは?
日本有機農業研究会は、生産者と消費者が協力して有機農業を進める活動の方法について、1978年、「生産者と消費者の提携」をまとめて、発表しました。

それ以降、会の基本的な活動の指針となっています。これは、創設者一楽照雄が起草したものですが、当時すでに実践して成功している実践者が集まり、話し合ってとりまとめた実践に裏づけられた指針です。

「提携」は、単なる「商品」の産地直送や売り買いではなく、人と人との友好的つながり(有機的な人間関係)を築くなかで進めます。

生産者も消費者も、農法を変革するだけでなく、
「農産物の選別・包装を簡略化する」
「自主配送を原則にする」
「自給する農家の食卓の延長線上に、都市生活者の食卓をおく」
「間引き菜からとうがうが立つまで食べる」
「一物全体食」
などに努めます。

消費者も農作業を手伝い、農業に触れること、互恵精神に基づき、話し合って価格 を決めること、学習活動を重視するなど、理想に向かって共に有機農業を実践、自然を大切にした有機農業的な生活をしていくことを説いています。


生産者と消費者の提携の方法(提携の10カ条)

1 相互扶助の精神
生産者と消費者の提携の本質は、物の売り買い関係ではなく、人と人との友好的付き合い関係である。すなわち両者は対等の立場で、互いに相手を理解し、相扶け合う関係である。それは生産者、消費者としての生活の見直しに基づかねばならない。

2 計画的な生産
生産者は消費者と相談し、その土地で可能な限りは消費者の希望する物を、希望するだけ生産する計画を立てる。

3 全量引取り
消費者はその希望に基づいて生産された物は、その全量を引き取り、食生活をできるだけ全面的にこれに依存させる。

4 互恵に基づく価格の取決め
価格の取決めについては、生産者は生産物の全量が引き取られること、選別や荷造り、包装の労力と経費が節約される等のことを、消費者は新鮮にして安全であり美味な物が得られる等のことを十分に考慮しなければならない。

5 相互理解の努力
生産者と消費者とが提携を持続発展させるには相互の理解を深め、友情を厚くすることが肝要であり、そのためには双方のメンバーの各自が相接触する機会を多くしなければならない。

6 自主的な配送
運搬については原則として第三者に依頼することなく、生産者グループまたは消費者グループの手によって消費者グループの拠点まで運ぶことが望ましい。

7 会の民主的な運営
生産者、消費者ともそのグループ内においては、多数の者が少数のリーダーに依存しすぎることを戒め、できるだけ全員が責任を分担して民主的に運営するように努めなければならない。ただしメンバー個々の家庭事情をよく汲み取り、相互扶助的な配慮をすることが肝要である。

8 学習活動の重視
生産者および消費者の各グループは、グループ内の学習活動を重視し、単に安全食糧を提供、獲得するためだけのものに終わらしめないことが肝要である。

9 適正規模の保持
グループの人数が多かったり、地域が広くては以上の各項の実行が困難なので、グループ作りには、地域の広さとメンバー数を適正にとどめて、グループ数を増やし互いに連携するのが、望ましい。

10 理想に向かって漸進
生産者および消費者ともに、多くの場合、以上のような理想的な条件で発足することは困難であるので、現状は不十分な状態であっても、見込みある相手を選び発足後逐次相ともに前進向上するよう努力し続けることが肝要である。


私は、この実践のために、これまで学んできた地域計画やまちづくりのノウハウ、農家さんたちとの関係や現在の立場の全精力をかけます。
賛同していただける波に育てば素晴らしいのですが。

2007年09月03日

札幌100マイル

札幌100マイルは、札幌市内や近郊に住む女性のクチコミレポログ(レポートブログ)が集まった、札幌発のお出かけ情報サイトです。
札幌から日帰り圏内(100マイル=約160km=約3時間)のおすすめ情報が「目的別」「距離別」に検索できます。

札幌100マイル編集部では、レポログという登録者専用のマイページにおすすめのお出かけ情報を書き込んでいくと、その投稿データが、「目的別」「距離別」に蓄積されて、お出かけ情報を検索する人達の参考になる、という仕組みです。かなりローカルなネタがありますよ。
好きなときに記事を書けること、ずっと続けていくと、自分の日記やメモとしても取っておけるということで、女性の方はぜひ参加してみては?
札幌100マイル

この中の、「円山歩記」という期間限定の特典付きプロジェクトはなかなかユニークです。
主催:札幌100マイル編集部、共催:札幌市円山動物園ということで、札幌円山動物園の再生プロジェクトの1つのメニューに、札幌100マイルとの連携があって、この連携を介して、円山動物園が周辺の地域店舗などと、これまでにない商品開発やスタンプカードを介しての人の行き来での相乗効果を上げているそうです。
円山歩記

①参加店舗で「スタンプカード」か「円山動物園年間パスポート」を見せると店舗ごとにちょっとした特典があります。
②参加店舗と円山動物園においてある「スタンプカード」で、参加店舗のスタンプを集めて、3個集めて郵送すれば、プレゼント応募一口分としてカウント
③「円山歩記」参加店舗か、円山動物園についての感想を札幌100マイルのレポログに書いたら、プレゼント応募一口分としてカウント。円山動物園の年間パスポートなど、素敵なプレゼントが当たります。

(参加店)
カフェ・エスキス
円山商店街の裏通りに佇む喫茶店。マスターこだわりの珈琲が味わえます。月-土は深夜24時までオープン。
地蔵商店
札幌時計台裏にある珈琲店 「北地蔵」の姉妹店で、自家焙煎コーヒーと天然酵母パンのお店です。
パールモンドール
円山の閑静な住宅街にある、人気の洋菓子店。札幌のケーキファンで知らない人はいないというぐらいに有名なお店。
イル・メルカート
思わず長居してしまう、落ち着いた雰囲気のイタリアンレストラン。ワイングラスを片手に、素敵なひとときを…
福井 MARUYAMA
「札幌大豆」を使用したお豆腐やさん。豆乳入りのソフトクリームもおすすめ。まるで喫茶店のような雰囲気です。
KANDY SPICE
スリランカ・キャンディ地方で栽培された、香り豊かなスパイスを厳選。こだわりのスープカレーを味わえます!
アニバーサリー
東京の南青山に本拠地を置く洋菓子の札幌店です。雰囲気の良い素敵なカフェスペースも♪
コゼット
ブラウンやダークグリーンが基調のシックな店内は、ヨーロッパのカフェのような空間。贅沢な時間が味わえます。
ビストロ トワ ムートン
「食卓にワインのある風景を」…道産食材をお手頃な値段で気軽に楽しめるフレンチ・レストランです。
ソラーレ
円山の街並みにぴったりなイタリアン・リストランテ。産地と素材にこだわった手打ちパスタをお楽しみください。
らる畑
らる畑では、豊かな土づくりに励む生産者が栽培した有機(オーガニック)野菜や果物などを販売しています。
ル・ミュゼ
宮の森で旬を美味しく味わっていただくための料理と空間を提供しています。
インドカレーミルチ
札幌老舗のインドカレー屋 ミルチです。本格的なインドカレーを堪能できる名店!
東家寿楽
細打ちで腰のある歯ごたえ、上品な香りと自然の旨みを生かした伝統の「蕎麦」をお楽しみください
円山あんちょび
一軒家のイタリアンレストラン。「旬」「素材」「手作り」にとことん拘った創作料理をとことん楽しめます。

前回紹介した、「札幌タパス」にしても、今回の「札幌100マイル」にしても、街を楽しむ切り口は無尽蔵にありますよね。それも歩く系。
こういう市民・観光客参加型でつくる創造ネットワークが、店や街の力になる時代です。

都市部と田舎を結びつける飛び道具としても応用できますよね。キーワードは「地域リーグ」でしょう。

2007年07月15日

スプラウト食品(発芽食品)

1997年にアメリカで沸き起こった発芽食ブーム、日本でも、発芽食品やスプラウト食品は、デトックス(解毒・浄化)の浄美食として既に多くの人が愛食しているようです。
私はお恥ずかしながら、ほんとに最近まで全く知らなかった・・・。
身近なところでは、モヤシやカイワレがスプラウト食品ですよね。

JP発芽食協会

発芽食品とは
(JP発芽食協会のホームページより)
穀類・豆類・野菜の種子を発芽させたもの。
(2日~5日位時間を要す)もやしや、かいわれ大根、発芽玄米あたりがポピュラーです。総称としてスプラウト(sprout)(=発芽・新芽)と言う場合もあります。
発芽は一大イベントで、眠っていた酵素が一斉に活性化され、成長に必要な最高の栄養が種子の中に用意されたもので、ビタミン・ミネラルの宝庫となるのです。
機能的な視点からは、例えば、発芽玄米にはギャバ(血圧降下作用)PEP阻害物質(アルツハイマー予防)等があり、ブロッコリーのスプラウトにはスルフォラファンというガンを防ぐ物質が、また発芽大豆にはイソフラボンという有効成分が発生しています。

スプラウトの種類
スプラウトは栽培方法などの違いによって、カイワレタイプ、モヤシタイプ、カイワレとモヤシの中間タイプに分けられます。
カイワレタイプは、暗室で発芽させたあと温室で光をあてて育てるので、葉は緑色です。代表格のカイワレ大根をはじめ、ブロッコリー、クレス、ソバなどの種類があります。
いっぽうモヤシタイプは、暗室だけで育てるため緑化していません。緑豆モヤシ、大豆モヤシ、アルファルファなどの淡白な野菜になります。
カイワレとモヤシの中間タイプは、暗室で発芽させてから3日目に光をあてて緑かさせ、すぐに収穫したもので、ブロッコリー・スーパースプラウトがこれに属します。このほかに発芽玄米など発芽直後のものがあります。

2007年05月21日

NPO法人「メダカのがっこう」

米の産地と言えば新潟、秋田、北海道など北日本を中心とするブランド米が有名であるが、「冬・水・たんぼ」(冬季湛水水田)など知恵を尽くした「無農薬・無化学肥料」の米や農家というと、全国にどれだけあるのか見当がつきません。

東京に本拠を置くNPO法人「メダカのがっこう」では、今年(2007年)2月に東京神保町におむすび茶屋をオープンしました。

このお店では、おむすびの具材へのこだわりはさることながら、「無農薬・無化学肥料」の米を使用することで、取り扱うお米の生産農家からの安定的な買取につなげることが目的のようです。
さらに、農家(というか、田んぼからの環境保全運動)への天候に左右されない収入保証を行うために、ありがとう田んぼ「田んぼ組み」という無農薬・無化学肥料米の里親を募集しています。初級者コースと上級者コースがあるようですが、初級者は5kgを4,200円で、上級者は120kgを84,000円(10kg・7,000円と市価の約2倍)で購入します。
こうすることで、少しでも台風や冷夏、塩害など天候による不作状況下でも農家を下支えしようという試みです。

ありがとう田んぼ「田んぼ組み」の仕組み

「田んぼ組」とは環境を守る農家の収入保証を通じて、環境保全型農業を振興するトラスト事業です。
春の田植え前の時期に8万4千円を農家さんに払うことで、「ありがとう田んぼ」4分の1反歩(2.5アール)分の広さを、一年間サポートする。それが「田んぼ組」です。
そうすることで、生きものや私たちが生きる環境をつくってくれている農家さんに、安心してお米づくりをしてもらうことができます。秋の稲刈り以降には、そこで穫れた分のお米を、会員にお送る仕組みです。
秋の収穫の収量に関係なく、農家の収入を保証することで、冷害の年も、豊作の年も、安心して生きものいっぱいの田んぼづくりに専念できるということです。

田んぼ組の年間スケジュール

1 どの花まる農家を応援するかを、選びます(4~5月)
2 配達スケジュールの決定と、請求書の発送(5~6月)
3 ご入金いただいた総額を、花まる農家へ支払います (7月末日)
4 稲刈り (10月~)
5 配送スケジュールに沿って、お米の発送開始


環境→生態研究・協力農家→農家の収入保証→会員制度・おむすび屋→子ども・食育→メダカ

何より環境と生産者、研究者、消費者を結びつける思考ラインに無理がなく仕組みとして持続する強さを感じます。
また、役所から研究者、学校、ふつうのOL、もしかすると企業までもが参画できる可能性を持つオープンソース型の環境プロジェクトとしても、注目です。

ん~恐るべし。北海道でも参考にしたい・・・・。