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2008年02月10日

君の椅子~キッズコレクション

北海道東川町では、町内の家具工房8軒が子ども向け家具の統一ブランドひがしかわキッズコレクションを設立し、9日から販売が始まっています。
販売するのは、就学前の子ども向け。椅子やテーブル、玩具など14点を販売するが、塗料は透明の植物油を使って安全性に配慮し、木の質感も生かしているそうです。
価格は18,000円~東川振興公社の販売サイト産直ひがしかわ本舗でご購入いただけます。
さて、このコレクション、東川町も参加している君の椅子プロジェクトがきっかけだとか。
町外からも君の椅子への問合せが多いという話は聞いていましたが、君の椅子は参加している町や町内会などのコミュニティグループから、子どもに贈られるもの。
残念ながら一般には購入できないのです。
そこで、このような君の椅子に参加する町が考えたのがこのコレクションなのでしょう。
君の椅子は、生まれてくる子ども達に贈られる椅子。こういう一般に販売されない頑なな信念があるからこそ生み出されるブランドへの意欲。
こういう好循環が北海道の背伸びしない本物の価値を生み出すのだと思います。
まだまだ我慢して、下手に商業的にならないことを願うばかりです。

2007年06月24日

君の椅子(きみのいす)2007

「誕生する子どもを迎える喜びを、地域の人々で分かち合いたい」。
旭川大学大学院ゼミ生のこのような思いから立ちあがったこのプロジェクトは、今年、2年目を迎えます。

地域の人々が、生まれてくる子ども達に道産材の“椅子”を贈るこのプロジェクトは、昨年、この取組に共感いただいた東川町及び『君の椅子』ひがしかわ実行委員会のご尽力により、51組の出生家族にこの椅子が手渡され、51人の赤ちゃんが、新たに町民の仲間入りをしました。

将来子供たちが成長し、故郷を大切にする気持ちが、新たな命を生み、育む輪となって広がっていくことでしょう。

今年は新たに、これまで「絵本の里づくり」を進めてきた剣淵町も加わりました。
さらに、全道・全国の幅広い方々にもご賛同、ご参加いただき、子ども達を温かく見守るネットワークが広がることを期待したいですね。

君の椅子プロジェクト公式ホームページ

君の椅子・行幸啓

君の椅子2007の制作概要

<デザイナー>
家具・プロダクトデザイナーの伊藤千織氏(札幌市在住)

<制作工房>
木工作家の宮地鎮雄氏(東川町在住)

『ちいさなおとなたちのために』
小さくても、子どもは立派なひとりの人間。安全に配慮しながらも、大人の椅子を作るのと同じ気持ちでデザインしました。
食べたり、遊んだり、テレビを見たり…毎日の生活になじむようシンプルなかたちにまとめました。

<椅子の特徴>
積層材を用いた前脚〜肘掛けのカーブ。
子どもの体を安定させ、自分で持って室内を移動する持ち手にもなります。
すっきりとした後ろ姿も特徴です。

<材質>
北海道産のクルミ材を使用

<刻印>
椅子には名前、生年月日、プロジェクトロゴ、一連ナンバーを座面裏に刻印

2006年08月11日

君の椅子プロジェクト|東川町で子どもの椅子の贈呈式が初開催

「君の居場所はここだよ」。“家具のまち”として知られる上川管内東川町で8日、町内で生まれた子供に道産材で作った椅子をプレゼントする「君の椅子プロジェクト」の初の贈呈式が行われた。
この試みは、新生児に旭川家具製のオリジナルの椅子を贈るもので、子供の誕生を地域で祝おうと、元北海道副知事で旭川大学磯田憲一教授のゼミが昨年10月に提唱し、東川町が第1号として取り組んできたものです。

君の椅子
※写真は北海道新聞2006年8月9日(朝刊)

町内の道の駅「道草館」で行われた贈呈式では、今年1月1日以降に生まれ、8月8日までに100日を迎えた15人の赤ちゃんに、クルミ、イタヤカエデなど6種の道産材で作った高さ30センチのいすが贈られました。

この椅子は、著名な建築家である中村好文さんがデザインし、東川町在住のバウ工房大門巌さんが製作した逸品で、作品としても価値あるものとなっています。
東川町は今年3月、同町内の家具製造業者20社余りと「『君の椅子』ひがしかわ実行委員会」を設立し、年間50個分の製作費150万円を本年度予算に計上し取り組んできました。

「君の椅子プロジェクト」は、今後、毎年デザイナーや作り手を変えながら異なるデザインの椅子を製作するということで、東川町や、それに次ぐ取組と、子供の健やかな成長を願う地域の輪の広がりを期待したいところです。

2006年06月06日

誕生する子どもに居場所を贈る町

『君の椅子』プロジェクトをご存知ですか?
これは、旭川大学大学院の教授で、元北海道副知事の磯田憲一さんとその学生さんたちのアイデアから生まれたプロジェクトです。

「誕生する子どもを迎える喜びを、地域の人々で分かち合いたい」。
「ようこそ。君の居場所はここにあるよ」。
『君の椅子』は、地域の人々が生まれてくる子ども達に、”居場所(椅子)”を贈り、地域全体で子どもの成長を温かく見守っていこうという取組です。
子どもが被害者なる悲しい事件が連発する社会に、非常に強いメッセージを発信する取組として、大変興味深いですね。

実際にこのプロジェクトに賛同し、町で生まれる子ども全員に椅子を贈ることになった東川町では、100日検診の日に椅子が手渡されるそうです。

この椅子は、NHKの「プロフェッショナル」にも取り上げられた建築家・中村好文氏(東京在住)、世界に誇る「旭川家具」の技術を受け継ぐ大門巌さん、そして豊かな大地が育んだ北海道産の木材が組み合わされてできた、価値ある逸品でもあります。
現在のデザインは今年限りのものとなり、来年、再来年と1年ごとにデザインが変わるそうです。面白い仕組みだと思います。

現在は、地域のコミュニティグループ(市町村、町内会、地域グループなど)にしか手に入らないということですが、全道・全国の幅広い方々にも是非注目していただきたい話題です。

私の友人がつぶやきました。「子ども生むなら東川町に移り住んで生みたいわ。」
確かに、お母さんにとっても心のベースキャンプになるかもしれませんね。

旭川大学『君の椅子』プロジェクト
北海道東川町